Vocal Consort 東京 「ヨーロッパの伝統に根ざしたアンサンブル」

vocal Consort Tokyoのご紹介

設立経緯

Vocal Consort Tokyo(ヴォーカル コンソート 東京)は指揮者の四野見 和敏が2014年2月に設立したプロフェッショナルな合唱団。26名の団員で編成されている。ヨーロッパのヴォーカルアンサンブルを手本にバロックからロマン派そして近現代のアカペラの合唱曲をレパートリーに持つ。

Vocal Consort Tokyoが目指すもの

Vocal Consort Tokyoは、ヨーロッパの伝統に根ざした質の高いアンサンブルを持った、プロフェッショナルな集団です。今年(2014年)2月に結成されました。私達のコンセプトは次の2つです。

Ⅰ. Homogenität

様々な時代の作品に対応する上で大切なのは、その作品が求める響きや歌唱(発声)法をまずしっかりと押さえておくことです。その上でVocal Consort Tokyoは響きのHomogenität(同質性・均質性)に重点をおきます。その前提条件となるのは正確な音程と音色の統一です。
まず第一にメンバーの持っている発声の技術を、アンサンブルの純正な澄んだ響きの創造のために焦点を合わせます。

Ⅱ. 全てはテキスト(歌詞)のために

全てはテキスト(歌詞)のために

歌詞と音楽(音符)との関係において、音楽は言葉を生かす手段であるべきです。演奏と言う芸術は、歌詞の内容や言葉の持っている深みを音楽の力で引き出し、 聴く人に伝える行為だと考えます。作曲家がテキスト(歌詞)の世界を音楽的手段でどの様に伝えようとしているかを探るのが演奏だと思います。
歌(メロディー)は単なる言葉の集合体でなく、ひとつひとつ言葉が有機的なつながりをもった統一体です。私達は、言葉と遊離した声(音)だけの演奏ではなく、その言葉を取り巻いている全ての音楽的な要素(音高、音価、強弱、リズム、音色、ハーモニー等)との調和を目指します。

発起人

飯守 泰次郎

(東京シティフィル、関フィル桂冠名誉指揮者、新国立劇場オペラ芸術監督)

高折 續

(歌手 東京二期会オペラ振興会評議員)

四野見 和敏

(ハンブルク音楽大学合唱指揮科出身)

荒井 香織

(ウィーン・アーノルト・シェーンベルク合唱団元団員)

Josua Bartsch

(武蔵野音楽大学専任講師)

Karin Mikami

(ドイツリート伴奏者)
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